ぼやきとお弁当記録

ひとり暮しOLのお弁当日記

1/18 お弁当と受験の話

今週のお題「受験」


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本題の前に今日のお弁当

茹で玉子とブロッコリーの胡麻マヨネーズ和え
豚とネギの味噌つくね
人参の金平
ミニトマト


他人の評価がないとどんなものか分かりませんが……何にせよ、お弁当作り楽しくなってきました。今日も明日のおかずの下ごしらえ済ませてのんびりしてます。


さて、本題。

私は受験の思い出は凄く濃いです。
高校一年生まで勉強はそこそこって感じで、出来ないのは嫌だからクラスでは上位にいるような感じでした。

転機が訪れたのは高校一年生の年明けの模試。
たまたま国語の結果が良くて、学年上位に留まらず県の上位者に掲載されたこと。
これは本当にたまたま漢文が当たっただけで、そこまで理解はしてなかった。

私の高校はいわゆる「ピンキリ」で、国立大学に進学できるのは上澄みだけで、旧帝大に進学できる人は片手程度、もはや一人二人の学校でした。
母校を悪く言う気はないけど、名ばかり進学校みたいな部分があって、先生たちは頑張る子にはとりわけ目をかけて、上澄みの子達だけ特別授業をするような学校でした。

高校一年生年明けの模試の結果がきっかけで、当時の担任だった先生(前3年間理系の特進クラス担任の激アツ指導者)が、「2年からは特進クラスを希望しろ」と呼び出して面談してきた。
当時の私はそこまでやる気もなく、妙にプライドの高い人間(それは今も)だったので、自分より優れてる人たちの中に埋もれて自分を惨めにしたくない、それなら最初から蚊帳の外がいいと思い、希望しないことを選んだ。

ところが担任は知らないうちに私の母を呼び出し、説得。体裁命の母は、高校一年生の時点で特進クラスに入れなかったことを引きずっていたので喜んで快諾、そして二年生からは特進クラスになった。

特進クラスになったからにはと、恥をかかないよう勉強して春の学年のテストでは8位(初めての好成績で今でも覚えてる)、特進クラス(文系)では2位だった。

一年生のときから特進クラスにいた子達は驚いてたし、凄く食いついてきた。なぜなら1位の子も、一年生のとき同じクラスだったスタンダードクラスの子だったから。元から特進クラスの子は躍起になってたし、私も「同じスタートラインの子に負けた。元からいる子達には勝てた。じゃあ1位の子より頑張らなくちゃ」と負けず嫌いを発揮。

そこから二年間はひたすら勉強しました。
負けたくない、その一心。
それ以降のテストではクラス1位をキープ。
でも学校が作ったテストじゃ満たされなくて、模試の結果で示さなきゃいけないとフル稼働で勉強。

完全に孤立してたし、周りの人から変な人扱いされてました。
それでもよかった。今の二年間を捨ててでも、自分のこれからを良くするためと思ってひたすら前に進んだ。

結果、第一志望に合格。

色んなことを投げ捨てて、ひたすら自分のために頑張った。
頑張る子を贔屓する先生はたくさんいたし、なんなら先生だけが話しかけてくれた。


今、高校時代の友達(といえるかも不明)とは連絡もとらないし、同窓会にも呼ばれない。


多分あの時勉強して大学に進学してなければ、今の仕事はないし、大学時代に知り合った人たちとは出逢えなかったと思うと後悔はしてない。

けれど、もっと上手に生きてほしかったとも思う。
頑張ることは全く悪くない。
ただ、こうして何年も経ったときに少し寂しくなると、あの時の自分をもっと励ましてあげたい、アドバイスしたい。もっと余裕を持て、周りをもっと見ろと。


あの頃以上に孤独を感じたことはないし、全てが楽しくなかったことはないかもしれない。
大事な17、18歳を疎かにし過ぎたかな。



受験生の皆さん、自分のために頑張ってください。
でも、もっと大事なことがあって、それを見失うほどに追い込む必要はありません。
後悔しない程度に、最善の選択をしてください。
良いところに進学することが目標ならば、なりふり構わず頑張ってください。